わたし、がんになって良かった。5

 

「ファスティング」というワードに私は驚きでした。と同時に「なるほど」と妙に納得した部分もありました。

 

何故ならファスティングは、フランスでは、「断食は、メスを使わない手術」と言われているからです。

 

私はその言葉を思い出しました。

「もしかしたら、手術をしなくても治せる方法がファスティングにあるのかもしれない」と思ったのです。

 

私が資格を取った「ファスティング」は、自分のダイエット、アレルギー改善の成功体験を含めた、自分の身体をよりよいものにしたい、ダイエットしたい、改善したいという方に効果があると思い、アドバイスをしようとサロンのメニューに近々取り入れるものでした。

 

しかし、自分ががんを宣告され、健康や美をアドバイスする仕事なのに、ファスティングを教えて良いものなのだろうか、とファスティングは自分自身がやりたい時にやるくらいにしよう、そんなことさえ思っていました。

そして、そもそも、サロンをオープンして良いものなのか、とさえ。

 

しかしがんは待ってはくれません。

私は思い当たるワードを入れて、ファスティングとがんについて調べ、そのファスティングでがんとの闘病を乗り越えている方、そしてそれを教えている先生がいらっしゃることを知りました。

今思えば、こうしてインターネットが普及していなければ、この方法を思いつくことも納得行くこともなかったかもしれません。

 

ファスティングは、ただの「断食」ではありません。

 

「身体に必要な栄養素を取り入れながら断食」をするものです。

なので、断食することで、普段消化に回している酵素が細胞修復に使われるので、細胞が活性化し、疲れている身体、元気のないお肌が復活したりします。

 

なので、ファスティングをすることで細胞が蘇る、ということは、がんにだって何かしらの良い影響があるのでは? と私は考えたのです。

しかし、やり方が分からない。

ネットに載っていたクリニックも、予約でいっぱいな上、自分が住んでいるところから離れすぎていて行くことが早々できない。

その前に大学病院の先生との面談が来てしまう。

 

自分で試そうか、ということも考えましたが、私がやってきた「ファスティング」も勉強した「ファスティング」も病気のためのものではない。

ましてや、自分で勝手にやって、もっと「がん」が悪化したらどうしよう。

そんな風に思いました。

 

 

けれど、絶対に、絶対に手術をしたくない。

私は死にものぐるいで、どうやったら手術をしないでがんを克服できるか、その方法を探すのに頭がいっぱいでした。

そして、とある方に思い切って相談をしました。

それは、以前ファスティングの資格を取ったときにお世話になった、ファスティングマイスター協会の理事の先生でした。

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ABOUTこの記事をかいた人

藤村 菜生 Nao Fujimura

上京と共に大学進学、アパレルの勉強の途中で美容業界に惹かれ、学生時代からセラピー技術を勉強する。
卒業後、美容部員、エステティシャン、セラピストを経て、ファスティングに出会う。当時、重度の花粉症やハウスダストのアレルギー症状に悩まされていたが、ファスティングをして改善。また、10kgのダイエットにも成功。
その後、婦人系のがんが発見され手術を宣告されたが、ファスティングを取り入れたメソッドを行い、手術をせずにがん陰性に戻した。
現在は、健康でありつつ綺麗を楽しむことモットーにファスティングや食育を広めつつ、日本の「和」の魅力も発信中。
好きなものは、犬、着物、日本酒お寿司、赤ワイン焼肉、京都。