わたし、がんになって良かった。4

 

年間の子宮頸がんの死亡人数を、あなたはご存知でしょうか。

 

冒頭から物々しい話になってしまいますが、現在、年間で子宮頚がんが原因で死亡する人数は約「3000人」です。

 

私はネットで検索して出てきたこの数字が、多いのか少ないのか、そういう基準で何かを思うことはできませんでした。

それよりも、「亡くなっている人」がいる病気なのだ、と理解する数字でした。

がんなのだから、亡くなる方もいる。それはそうかもしれません。いまだに「がん」に対する画期的で完治する薬はありません。いわば不二の病という言葉は間違っていないでしょう。

 

けれど、自分ががんになるとは思わなかったのです。

まさか自分が、しかもこの29歳という年齢で体ががんに蝕まれている、とは思わないのです。

 

当時、テレビでは芸能人のがんのニュースが多く報道されていました。亡き川島なお美さん、そしてがんと闘った北斗晶さんが婦人系のがんに侵されていた。そのニュースを見て、人ごとだと思えない自分がいました。

 

私はこれからどうなるんだろう。私はどうしたらいいんだろう。

私は、どうしたいんだろう。

 

その中で、どうしても嫌だったことが「手術をする」ということでした。

 

子宮頚がんの初期の人は、円錐切除をすることを勧められます。この円錐切除でがんを取り除く人が多く、一旦取れば再発という形も少ないらしいことと、簡単な手術だからです。

しかし、私はこの円錐切除の方法やその後のことをネットで知って、吐き気と目まいがするくらい「手術をしたくない」と思ったのです。そのことについては後ほど記事にする予定です。

 

そもそも、自分の身体、しかも子宮を切除するというワードでさえ受け入れられないのに、本当に乗り越えられるのか不安しかありませんでした。

手術をして再発しない、ということが100%ではないことも知りました。

そして、この円錐切除をすれば「流産しやすい」ということも知りました。

だから、どうしても「手術をするのが嫌」だったのです。

 

これは、普通の感情だと思っています。結婚も妊娠も出産も経験したことがなくて、予定もないけれど、自分のいつかの将来のことを考えた時に流産しやすい体にはなりたくない、と思いました。

 

ますます手術するのが嫌になりました。けれど、先生たちは言います。

「遅くとも年内には手術しないといけないよ」と。

なんとか……なんとか、手術しないで乗り越える方法はないのか、私は仕事の合間にネットで検索をしまくりました。

 

大学病院の先生との面談まで数日ありました。私は今までお世話になった人に連絡を取り相談をしました。

そして、そんな中、子宮頚がんとの戦いで、ある方法で乗り越えている人がいることをネットで知ったのです。

それは、私がダイエット、アレルギー改善の一環でやり、資格まで取っていた「ファスティング」でした。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

藤村 菜生 Nao Fujimura

上京と共に大学進学、アパレルの勉強の途中で美容業界に惹かれ、学生時代からセラピー技術を勉強する。
卒業後、美容部員、エステティシャン、セラピストを経て、ファスティングに出会う。当時、重度の花粉症やハウスダストのアレルギー症状に悩まされていたが、ファスティングをして改善。また、10kgのダイエットにも成功。
その後、婦人系のがんが発見され手術を宣告されたが、ファスティングを取り入れたメソッドを行い、手術をせずにがん陰性に戻した。
現在は、健康でありつつ綺麗を楽しむことモットーにファスティングや食育を広めつつ、日本の「和」の魅力も発信中。
好きなものは、犬、着物、日本酒お寿司、赤ワイン焼肉、京都。